Gjallarhorn “Ranarop”

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邦題は「海の女神の叫び声」。1997年作の、Gjallarhorn 1stアルバム。2002年に“2002 Edition”をリリースしている。

“Sjofn”よりは若干地味な印象を与えるが、激しいパーカッション&ディジリドゥーのイントロから、そのまま軽快なナンバーに移行する冒頭2曲からも判るように、非常にノリの良いアルバム。しっとりと聴かせるナンバーも多く、メリハリが効いたアルバム構成である。

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Yat-Kha “/tuva.rock”

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Yat-Khaはロシアのトゥヴァ共和国のグループで、ロックとトゥヴァ民謡を混淆した音楽を演奏している。

“/tuva.rock”はその中でも最もロックを意識した作品で、カルギラーやシギットなど倍音唱法とガンガン響くエレキな楽器とのミクスチャのバランスが良い。そして若干歌謡曲テイスト。

お薦めは“Dorug Daiym”。「馬の走り」を表現しきった衝撃の一曲です。擦弦楽器からエレキにシフトする馬のいななき、ドラムセットによるギャロップから疾走へとスピードアップするテンポは素晴らしすぎ!

他にも、一度聴いたら忘れられないメロディーの民謡“Eki Attar”、“Tuva.Rock”、しみじみとした“Amdy Baryp”もお薦め。

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Stille Volk “Ex-uvies”

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中世の南仏(オクシタンやピレネー)の歌を中心に、メタルやプログレにアレンジしているStille Volkの2nd。

ぶっちゃけ、おかしい。

「可笑しい」とも言えるし、「ユニーク」でもあり、「奇妙」とも言える。なにかが食い違っているような感覚にとらわれるのに、一度聴くと、なんとなくクセになる。

唯一、普通に聴けるのは“Selena Koronna”くらい。主題を繰り返して徐々に盛り上がってゆく展開は本当にカッコよくて、このバンドのポテンシャルを覗わせます。

オリジナリティの塊のような、そして、それ故にあらゆるメインストリームから外れてしまったアルバム。

なお、“Ex-uvies”や“Exu-vi”、“Ex-uvie”など、アルバム名の表記に若干揺れがある。

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Wimme “Bárru”

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ベテランヨイクプレイヤーWimme Saariの4作目。打ち込み音を伴奏の前面に押し出した硬質な音のアルバムとなっている。

1、2、12トラック目にHedningarna(というか、時期とレーベルからいうとSuden Aikaなんだろうけど)のLiisa MatveinenとTellu Turkkaがゲストとしてコーラスを担当している。

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Väsen “Linnaeus Väsen”

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リンネの生誕300年を記念して制作された2007年のアルバム。

リンネの生きた18世紀の音楽がベースなので、古楽としても聴くことができるが、むしろVäsen独特のアレンジが光る作品となっている。スピード感、メロディー(&編曲)、叙情性、いずれをとってもすぐれた音楽であり、解説も非常に充実している。

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