Stellamara “The Seven Valleys”

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新宿のタワレコで買ったCD。おそらく北米のグループ。

かなりニューエイジに近い中東系の音楽で、トラッドというには若干躊躇しますが、ハンガリーやブルガリアのトラッドナンバーや13世紀の曲も入っています。鋭いパーカッションの音に、残響効果とこぶしを効かせたヴォーカルの美声が聴きどころ。

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Garmarna “Vedergällningen”

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Garmarnaの1999年作。一気にロックよりのアプローチに梶を切った作品である。

タイトル曲である凄惨な復讐劇“Vedergällningen”や、義母の呪いで9年間妊娠した女の歌“Nio År”など、鬱々とした内容の歌詞にハードなメロディーを合わせた曲が強い印象を与える一方で、淡々とした中に緊張感を漂わせる“Herr Holkin”、結婚の宣誓書にサインする歌“Bläck”も、地味ながら聞き応えがある。

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Alamaailman Vasarat “Vasaraasia”

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フィンランドのおかしなおかしなバンド。

曲風はとにかく“諧謔”。メインがロックで、トロンボーンとクラリネットがリードという時点でいろいろ常識を越えている。おまけに通奏低音がチェロというのもおかしい。

1アルバム毎の作風の変化は少ないのですけれど、このアルバムは飛ばすところはブンチャカと飛ばし、倦怠感溢れるナンバーもあり、飽きないアルバムになっていると思います。

暴走族風に書くと「婆娑羅亜細亜」と思ったのは私だけかなぁ‥‥。

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同一モチーフの曲13:Vallevan

メロディーの異同が少なく、印象的なスウェーデン(一説にはデンマーク)のバラッドです。

Groupaの代表曲でもある。

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Boot “Virvla”

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1999年作のアコースティック&ダンスなトラッドのアルバム。タイトル通りにぐるぐる旋回するビデオも収録。

メロディーはあくまでかっこいいものが中心で、音程の浮沈、重なり具合がグルーヴ感を生み出すタイプのダンス音楽です。そして、複雑に、あるいは単調にと刻まれるテンポの処理が素晴らしい。

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