Frigg “Economy Class”

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フィンランドとノルウェーの混成フィドルバンドFriggの3rdアルバム。

スイング感溢れる演奏はJPPの系譜に属する(というか、メンバーの幾人かはJPPメンバーの一族である)のだが、もっとポップなカントリー風味の演奏をする。

本作では、バンドの楽器編成にピアノやバグパイプを加えたり、ヴォーカルや合唱がつくこともあって、TVの子供向けミュージカル番組のような、少し人工的な雰囲気を醸し出している。

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Göran Månsson “Mon”

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RaunやGjallarhornの笛担当として知られるGöran Månssonのソロアルバムである。日本盤タイトルは「モン ~ 曾おじいちゃんの庭 ~」。ギター奏者のRoger Tallrothが全面的に協力している。

温かい音色のリコーダーによる軽快な曲と、しっとりしみじみとした曲がバランス良く収められている。抑制の効いたギター伴奏との相性も良い。コントラバス・リコーダーのユニークな超低音も聴くことができる。

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Wimme “Mun”

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Wimme Saariの2010年作。

「??‥‥もしかしたら、なんかすごいものを聴いたのかも???」というのが一聴した感想。何回か聴いて、「ああ、コレは傑作だ」と納得したアルバムです。

エレクトロニカとヨイクとの融合の一つの完成型。

揺れ動くヨイクにきっちり音とリズムをあててくる共演者のテクニックとセンスも光っていまして、案の定、ジャズからクラシックまで豪華な面子がずらり。トラッド界隈からはUlla Pirttijärvi、Eero GrundströmやPekka Lehtiといった名前も。

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同一モチーフの曲18:Polska Efter Lars Orre

独特なメロディーを持つポルスカ。拍が採りづらいため、一度踊っているのを見てみたい曲です。

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Olov Johansson & Catriona McKay “Foogy”

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ニッケルハルパ奏者Olov Johanssonと、スコティッシュ・ハープ奏者Catriona McKayのプロジェクト。2009年作。

流麗なニッケルハルパと、透明感のあるハープによる軽快なインスト曲が特徴。程よい緊張感もあり、初夏の昼下がりにもってこい。

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