Pauliina Lerche “Malanja”
フィンランドトラッドのマルチプレーヤーPauliina Lercheの2nd。フィンランドのトラッド独特のメロディーに、カンテレやアコーディオン、ギターの伴奏をつけるスタイルで曲を多く歌っている。
バックコーラスのHannamari Luukkanenは妹で、別にMimmitというユニットを組んでいる。このアルバムでは声質の似ている2人のコーラスも聴きどころ。
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Tsukasa
Posted: 2009-09-28 15:15
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Triakel “Triakel”
スウェーデンの3人組ユニットの1st、1998年作。
曲目は主に、スウェーデンのヘルシングランド地方やイェムトランド地方のトラッドから採られている。歌、フィドル、ハーモニウムという編成による、陽性でありながら静謐さを感じさせる音楽や厳粛な曲調の歌が収められている。
ハーモニウムの音色の個性がよく生かされたアルバム。
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Tsukasa
Posted: 2009-09-07 15:15
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Sorten Muld “III”
デンマークの3人組ユニットの3rd。
1曲からトラッドとは思えない凝った打ち込みが全開。2ndに較べて編曲は落ちついているが、ヴォーカルUllaさんのドラマチックで蠱惑的な歌唱は前作から引き継がれている。
印象的な前奏の“Dagmar”は、多分CM曲に使われたのではないかと。
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Tsukasa
Posted: 2009-06-22 15:15
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Yat-Kha “Aldyn Dashka”
トゥバのフォーク・ロックバンドYat-Khaの2000年作。赤いジャケットが印象的です。いかにも「赤い」デザインも素晴らしい。トゥバものに欠かせないカルギラーやシギットといった倍音唱法も要所要所で響いている。
キャッチーで親しみやすいトラッドのメロディーに、伝統楽器を交えたバンド編成でルーツ・ミュージック風の編曲を施している。古臭くなりそうな手法であるのに、逆に実に新しく聞こえ、Yat-Khaの実力をうかがい知ることができるのが本作。
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Tsukasa
Posted: 2009-06-01 15:15
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Perunika Trio “Introducing”
ブルガリアを中心とする、スラヴ系の音楽を歌うグループ。揺れ動く、こぶしの効いた独特の神秘的な響きを持つ重層的な合唱が特徴。
中東の音楽の影響を受け継ぎつつ(多分にハンガリーの影響も)、教会音楽の美しさをも兼ねる響きが素晴らしい。
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Tsukasa
Posted: 2009-05-18 15:15
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